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司法書士の将来性は?就職・転職時で有利になる?

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/02/07


試験合格率がわずか4%で、取得が難しいといわれる司法書士資格ですが、将来性はどうなのでしょうか?インターネットで司法書士について調べてみると、「AIの進化に伴い不要になる業種」などネガティブな情報もありますが、実際にはまだまだこれから活躍できる職業といえます。今回は、司法書士の将来性や就職・転職について解説します。

司法書士の将来性

前述したように、司法書士についてネット検索してみると「これからは不要な職業」や「収入が少ない」などのネガティブな情報を目にすることがあります。

実際に司法書士の平均年収は減少傾向にありますが、それでも決して低い年収ではありません。しかし、今までのように稼げなくなってきた司法書士がいるのも、また事実で、それは以下のような理由を挙げることができます。

・インターネットが普及したことで、依頼件数が減少した
・土地登記や書類作成など、低単価の案件が増加した
・広告や報酬を自由に決められるようになり、競争が激化した

近年、インターネットの普及に伴い、法律そのものや解決方法について簡単に調べることができるようになりました。たとえば、登記に必要な雛形などが、無料でダウンロードできるなど、わざわざ司法書士に依頼しなくても、自分で対処できることが増えてきています。

そのような状況の中でも、司法書士がまだまだ活躍できる職業といえるのは、なぜでしょうか?その理由をみていきましょう。

AIがすべての業務を奪うことはできない

AIはここ数年で飛躍的な進化を遂げており、今まで人間の手によって行われていた業務が、今後はAIによって行われるようになると予想されます。

しかし、これは司法書士に限ったことではなく、どの分野の仕事でも同じことがいえるでしょう。そんな中でも、AIにはできない業務があります。それは、ヒューマンスキルと呼ばれる「対話(コミュニケーション)の中で結論を導き出す能力」が必要な業務です。

司法書士でいうと、以下のようなものが挙げられます。

・成年後見業務
・信託業務
・相続財産管理人
・事業承継のアドバイスやM&A
・高齢経営者の後継者問題などにかかわるコンサルティング業務

つまり、AI化が可能な単純業務は、AIに奪われていく可能性があるといえますが、高い専門性やホスピタリティが必要な業務がなくなることはありません。時代に合った業務内容に対応していくことが求められているといえそうです。

超高齢化により成年後見制度の代理業務が増加

今後の超高齢化に伴い、成年後見制度の代理業務が大幅に増加するのではないかといわれています。成年後見制度とは、認知症や知的障害などにより判断能力を持たない被後見人に代わって、司法書士などが、代理で契約や消費行ための判断をする制度のことです。

判断力が欠如している人の場合、大きな契約をするときなど、不利な立場に立たされるケースがあり、それを防ぐために司法書士がサポートします。高齢化社会の加速とともに、認知症患者の増加も見込まれており、成年後見人として、被後見人が健全な社会生活を送れるようにサポートをする司法書士の重要性が高まることは間違いないでしょう。

司法書士が就職や転職で有利になる

ここからは、司法書士の就職や転職で有利になる条件を紹介します。もちろん、これらの条件を満たしていないと就職できないというわけではないので、参考程度に確認してみてください。

他資格を持っている

司法書士以外の士業資格を持っていると、就職や転職に有利になる場合があります。絶対に取得しないといけないわけではありませんが、もし以下のような資格を持っている場合は、書類や面接でアピールするようにしましょう。

・行政書士
・土地家屋調査士
・社会保険労務士
・宅建士
・中小企業判断士
など

司法書士補助者の経験がある

司法書士補助者として働いていた経験があれば、即戦力になると判断される可能性が高く、就職や転職に有利になる場合があります。司法書士のアシスタント業務を行う司法書士補助者は、資格が不要です。そのため、司法書士試験の勉強をしながら司法書士補助者として働き、合格後は同じ事務所でそのまま司法書士として働くケースもあります。

金融機関・不動産業界の出身

司法書士業務は、金融機関や不動産業界とかかわることが多いため、金融機関や不動産業界の知識があることも、アピールポイントとなります。

就職や転職で不利になることもある

一方で、司法書士の就職や転職で不利な条件もあるようです。

条件に見合っていない求人への応募

これは、司法書士の就職や転職に限った話ではありませんが、条件が見合っていない求人に応募しても採用にはつながりません。たとえば、採用側が経験者を求めている求人に、未経験者が内定をもらえる確率はゼロに等しいといえます。応募する前に、基本的な採用条件が自分とマッチしているかを見極める必要があるでしょう。

求人の少ないエリアで就職したい

求人数は、エリアによって大きな差があり、司法書士の求人は都市部に多い傾向があります。自分が働きたいエリアに司法書士の求人が少ない場合、就職・転職活動が思うように進まないこともあるかもしれません。

そういった場合は、一度求人の多い地域で経験を積み、実力をつけてから、希望のエリアに再挑戦するという手もあります。即戦力になれるアピールをすれば、数少ない求人を勝ち取ることができるかもしれません。

まとめ

今回は、司法書士の将来性や就職・転職について解説してきました。AI化が進み、人間の仕事が減ってしまう可能性が高いことは否定できませんが、コミュニケーション能力などが必要な業務は人間にしかできません。今後、司法書士は成年後見制度の代理業務が増加することも予測されているため、仕事がなくなるということはないでしょう。安心して司法書士を目指してください。

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